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特集「第9回 首里王府お水取り行事」

琉球王朝時代、琉球国王の年始清め儀式として執り行われた「お水撫で(ウビーナディー)」。

「お水撫で」に使うお水は、首里城より本島北部子の方(ねのほう)にある国頭村辺戸の琉球開闢の聖地、アスムイ(安須森)まで使者をおくり、アスムイの麓「辺戸大川」(ウッカー・神名 :アフリガー )の水を汲み、王朝の新年の若水として献上されたと記録されています。

国を支配し平穏を保持する力のある水とオモロに謡われ、又、お水取りのときオタカベで唱えるその趣意は、国王とその子供達と聞得大君とその子供達が健康で長命であるよう願うものです 。
1979年(明治12)の廃藩置県以降、昭和初期まで義本王との由来がある辺戸の旧家佐久真家が首里の尚家(中城御殿)へ届けていましたが、先の大戦を境に途絶えてしまったこの琉球王朝ゆかりの伝統行事、1998年(平成10)約120年の時を経て国頭辺戸の「大川御水取り」を復元したのが「首里王府お水取り行事」です。

平成19年度「首里王府お水取り行事」

平成19年12月16日に開催された「第9回首里王府お水取り行事」は、今回もたくさんの参加者の皆さん、そしてたくさんの方々のご協力を得て大盛況のうちに終了致しました。ありがとうございました。

第6回 首里王府への美御水の奉納祭

平成19年12月23日に開催された第6回『首里王府(ウグシク)への美御水(ヌービー)の奉納祭』 。今回も、道ジュネーへのご協力と温かいご声援ありがとうございました。