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「龍潭周辺の整備のお願い(要請)」について

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2019年11月29日、沖縄県土木建築部長に当会含む首里地域の4団体連名で龍潭周辺整備についての要請をおこないました。

その際の文書を以下の通り公開します。


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龍潭周辺の整備のお願い(要請)


城西小学校区まちづくり協議会 会長 宮良吉雄

首里振興会 理事長 玉那覇美佐子

NPO法人首里まちづくり研究会 理事長 伊良波朝義

古都首里のまちづくり期成会 会長 玉那覇有紀


拝啓 時下、ますますご健勝のこととお喜ぴ申し上げます。

平素は、首里のまちづくりにご協力いただき、厚くお礼申し上げます。

さて、龍は古都首里の首里城のふもとにあり、首里城の威容を増し、万人の遊息の 地とするため、1417年に尚巴志が懐機に作らせた池と言われております。地元の住民の憩いの場、また子供達の遊びの場として昔から親しまれてまいりました。また、近年は観光客にとっても首里城と併せて池の散策を楽しむなど、その価値が高まってきております。

現在、沖縄県に於きましては、中城御殿の復元のため「中城御殿跡地整備検討委員会」を平成24年に立ち上げ、3年にわたり検討がされてきており、その中で龍の東側の松崎馬場の整備も合わせて整備をする検討がされており、大変関心を持っており、その実現を沖縄県民は首を長くして待っております。

私どもは、龍を首里地域の財産ととらえ、城西小学校区まちづくり協鏃会、首里振興会、NPO法人首里まちづくり研究会、古都首里のまちづくり期成会が主催し「龍を楽しむ会」を一昨年に立ち上げました。


毎年暑さが過ぎた頃に、龍潭をみんなで清掃し、そのあとで地域のおじいちゃんたちによる龍潭の昔話などを楽しんでいます。


しかしながら、我々の力だけでは手に負えない基本的な整備が必要であります。つきましては、上記の龍潭周辺の整備につきまして、下記事項の実現に向けてご高配のほどよろしくお願い致します。


1.現在、遊歩道の周辺は雑草や雑木が繁茂し人々の目が届きにくく、不審者などがたむろするなど、観光客、子供や高齢者、女性にとって暴力事故、 性犯罪のおそれがあります。また、ハブの咬傷のおそれも無視できません。 そして、池の周辺の一部が通行止めになっているなど、憩いの場所としては 不十分であります。龍潭周辺の遊歩道が安心・安全に散歩できるような整備 が必要です。 よって、龍を一周する遊歩道が安心・安全に散歩できるように整備をしていただきたい。


2. 龍潭の西側の整備について 

龍潭の西側(城西小学校側)は、中城御殿の復元の整備には含まれていないとお聞きしています。先に述べた龍潭周辺全体の安心・安全のためにはどう しても中城御殿の復元の整備に合わせて龍潭の西側(城西小学校側)の整備も合わせて実施することが必要です。よって、中城御殿の復元の整備に合わせ、龍潭の西側も整備していただきたい。


以上

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